ウィルソン編その2 [ウィルソン ラケット]
今日は久々の更新になってしまいましたが、引き続き、錦織選手の使用ラケットのお話です。
アメリカ編として、
なんと13歳でアメリカに単身で渡ったんですよね。
中学生ですよ!
スゴクないですか!?
いくらこの歳で、盛田正明テニスファンドの強化選手に選ばれて
フロリダのIMGアカデミーに活動拠点を移す決断をしたとしても
海外旅行に一人で行くのも寂しく、心細くなるのに。
テニス留学ですから、テニス漬けだったハズですけど、
英語もそんなに話せる訳じゃ無かったとのウワサを聞いています。
(今の英語力は、さすがですが。。。)
テニス漬けと言っても、テニス以外の時間もありますよね。
ほぼ休みも無く、毎日宿舎とテニスコートを行ったり来たりですけど、
テニスコートも宿舎も日本人はたった一人ですから、、、
因みに勉強は通信教育を受けていて、結構良い成績だったそうです。
他の国の選手は、皆で集まってテレビゲームとかをしながらくつろいでいる中、
ワイワイと賑やかなその場所で、もくもくと勉強をしていたみたいです。
これもスゴイ集中力と言えますよね。
集中力といえば、、、
どんどんラケットの話から脱線してしまいますが、、、
ウィルソンの担当者が初めて錦織くんに会った時の話ですが、
ちょうど試合で負けて悔し涙をお母さんの前で流していたタイミングで会いに
行ってしまったらしいんですけど、
お母さんから紹介されたら、ピタリと泣きやんでしっかり挨拶をして話をして、担当者が
帰った後に、再び泣き出した。という事があったそうです。
これも凄すぎです。
中学生が大人に対し、自分をコントロール出来るなんて信じられないです。
でも、こういう事が伝説の始まりだったんでしょうね。
そんな錦織圭選手が今までの使用ラケットの中で一番印象に残っているモデルは、、、
2003~2004年の13~14歳で使っていた『H TOUR(エイチ・ツアー)』だそうです。
「H TOUR(エイチ・ツアー)」
スペックは、
・素材:ハイパーカーボン+ハイモジュラス・グラファイト+グラファイト
・全長:27.25インチ
・重量:278g平均
・フェイス面積:95平方インチ
その次の2005年から使ったのは、このモデルから錦織圭選手のラケットは彼の好みに
合うよう、中国の製造工場から本社ラボに送られ、最終調整を行うようになったそうです。
トッププロの選手には当たり前ですが、市販モデルとは重さや重量バランスが
違っています。
当時の日本の契約選手中、そこまで対応していたのは錦織圭選手だけでした。
「n TOUR(エヌ・ツアー)」
・素材:ハイパーカーボンnCoded+ハイモジュラス・グラファイトnCoded+グラファイトnCoded
・全長:27.25インチ
・重量 288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積 95平方インチ
2006~2007年で使ったラケットは、ストリングにも拘ったそうです。
これまでは、エステル系のモノフィラメント(単一繊維)・ストリングをフェイス全面に貼っていたが、
このモデルから縦にポリエステル系モノフィラメント、横にナチュラル(牛腸)と、異なるストリングを
組み合わせて張ったようです(ストリングの張り上がりテンションは平均で57ポンド程度)
理由は、横ストリングの方を強く張り、フェイス面をあえて少し縦長に変形させるんです。
そうすることで、スイートスポットを縦に伸ばしていたそうです。
このラケットと一緒に戦って2006年全仏オープンジュニア男子ダブルスで優勝。
そして遂に、2007年10月に17歳9カ月でプロ転向しました。
「n TOUR II(エヌ・ツアー・ツー)」
・素材:ハイパーカーボンnCoded+ハイモジュラス・グラファイトnCoded+グラファイトnCoded
・全長:27.25インチ
・重量:288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積:95平方インチ
2008~2009年は、ラケット名の頭に[K]が付きますが、
当時のウイルソンのラケットに使われていたテクノロジー群の総称で、残念ながら圭のイニシャル
から取られたわけでは無い(“Kei”のロゴを入れた『ケイスペック』というスペシャルバージョンを、
日本市場でのみ数量限定発売)
皆さん記憶にも新しいと思いますが、
プロデビューした2007年の翌年、デルレイビーチ国際選手権でATPツアー初優勝しました。
そして、2008年の全米オープンで当時世界ランク4位のフェレールを破り、日本男子として71年ぶりに
ベスト16入りしましたし、この歳のATPワールドツアーで最優秀新人賞を受賞しました。
「[K] TOUR(ケー・ツアー)」
・素材:カロファイト・ブラック+ハイモジュラス・グラファイト+ケブラー
・全長:27.25インチ
・重量:288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積:95平方インチ
このあと右肘の疲労骨折のため、2009年3月から翌2010年1月までツアーを欠場してしまいました
ので、今日はここまでとさせて下さい。
ここからケガとの戦いが始まったんですね!
アメリカ編として、
なんと13歳でアメリカに単身で渡ったんですよね。
中学生ですよ!
スゴクないですか!?
いくらこの歳で、盛田正明テニスファンドの強化選手に選ばれて
フロリダのIMGアカデミーに活動拠点を移す決断をしたとしても
海外旅行に一人で行くのも寂しく、心細くなるのに。
テニス留学ですから、テニス漬けだったハズですけど、
英語もそんなに話せる訳じゃ無かったとのウワサを聞いています。
(今の英語力は、さすがですが。。。)
テニス漬けと言っても、テニス以外の時間もありますよね。
ほぼ休みも無く、毎日宿舎とテニスコートを行ったり来たりですけど、
テニスコートも宿舎も日本人はたった一人ですから、、、
因みに勉強は通信教育を受けていて、結構良い成績だったそうです。
他の国の選手は、皆で集まってテレビゲームとかをしながらくつろいでいる中、
ワイワイと賑やかなその場所で、もくもくと勉強をしていたみたいです。
これもスゴイ集中力と言えますよね。
集中力といえば、、、
どんどんラケットの話から脱線してしまいますが、、、
ウィルソンの担当者が初めて錦織くんに会った時の話ですが、
ちょうど試合で負けて悔し涙をお母さんの前で流していたタイミングで会いに
行ってしまったらしいんですけど、
お母さんから紹介されたら、ピタリと泣きやんでしっかり挨拶をして話をして、担当者が
帰った後に、再び泣き出した。という事があったそうです。
これも凄すぎです。
中学生が大人に対し、自分をコントロール出来るなんて信じられないです。
でも、こういう事が伝説の始まりだったんでしょうね。
そんな錦織圭選手が今までの使用ラケットの中で一番印象に残っているモデルは、、、
2003~2004年の13~14歳で使っていた『H TOUR(エイチ・ツアー)』だそうです。
「H TOUR(エイチ・ツアー)」
スペックは、
・素材:ハイパーカーボン+ハイモジュラス・グラファイト+グラファイト
・全長:27.25インチ
・重量:278g平均
・フェイス面積:95平方インチ
その次の2005年から使ったのは、このモデルから錦織圭選手のラケットは彼の好みに
合うよう、中国の製造工場から本社ラボに送られ、最終調整を行うようになったそうです。
トッププロの選手には当たり前ですが、市販モデルとは重さや重量バランスが
違っています。
当時の日本の契約選手中、そこまで対応していたのは錦織圭選手だけでした。
「n TOUR(エヌ・ツアー)」
・素材:ハイパーカーボンnCoded+ハイモジュラス・グラファイトnCoded+グラファイトnCoded
・全長:27.25インチ
・重量 288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積 95平方インチ
2006~2007年で使ったラケットは、ストリングにも拘ったそうです。
これまでは、エステル系のモノフィラメント(単一繊維)・ストリングをフェイス全面に貼っていたが、
このモデルから縦にポリエステル系モノフィラメント、横にナチュラル(牛腸)と、異なるストリングを
組み合わせて張ったようです(ストリングの張り上がりテンションは平均で57ポンド程度)
理由は、横ストリングの方を強く張り、フェイス面をあえて少し縦長に変形させるんです。
そうすることで、スイートスポットを縦に伸ばしていたそうです。
このラケットと一緒に戦って2006年全仏オープンジュニア男子ダブルスで優勝。
そして遂に、2007年10月に17歳9カ月でプロ転向しました。
「n TOUR II(エヌ・ツアー・ツー)」
・素材:ハイパーカーボンnCoded+ハイモジュラス・グラファイトnCoded+グラファイトnCoded
・全長:27.25インチ
・重量:288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積:95平方インチ
2008~2009年は、ラケット名の頭に[K]が付きますが、
当時のウイルソンのラケットに使われていたテクノロジー群の総称で、残念ながら圭のイニシャル
から取られたわけでは無い(“Kei”のロゴを入れた『ケイスペック』というスペシャルバージョンを、
日本市場でのみ数量限定発売)
皆さん記憶にも新しいと思いますが、
プロデビューした2007年の翌年、デルレイビーチ国際選手権でATPツアー初優勝しました。
そして、2008年の全米オープンで当時世界ランク4位のフェレールを破り、日本男子として71年ぶりに
ベスト16入りしましたし、この歳のATPワールドツアーで最優秀新人賞を受賞しました。
「[K] TOUR(ケー・ツアー)」
・素材:カロファイト・ブラック+ハイモジュラス・グラファイト+ケブラー
・全長:27.25インチ
・重量:288g平均(一般市販モデルの場合)
・フェイス面積:95平方インチ
このあと右肘の疲労骨折のため、2009年3月から翌2010年1月までツアーを欠場してしまいました
ので、今日はここまでとさせて下さい。
ここからケガとの戦いが始まったんですね!
2015-07-14 02:04
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